ブックオフの店員がなぜ「せどり禁止」「スキャン禁止」にするのか、本当の理由を元同業者が語ってみる

こんにちは、堀場です。

 

先日、僕のメルマガ登録特典の動画
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を見た方からこんな質問がありました。

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「まず、せどりから始めてみようと思います。

ブックオフで本を仕入れるのが楽しそうなのですが
せどり行為を禁止している店が多いと聞きました。

なんで禁止するんでしょうか?
何か問題でもあるんですかね?」

 

たしかに、僕もブックオフにはよく行きますが
「スキャン禁止」と書かれた貼り紙がしてあるのを
実際に見たことがあります。

本せどりをやってる人のブログなどを見ても
全国的に「せどり行為禁止」の店はいくつもあるようですね。

 

一般的によく言われている理由としては

・棚の前を占拠されると他のお客さんが探せない
・本を乱雑に扱うため商品の状態が悪くなる
・一度に大量に買っていくため、レジに時間がかかる

といった感じで
いわゆる「マナーが悪い」ことが理由だと言われています。

少し言い換えると
「他のお客さんに迷惑がかかるから」ということですね。

 

もちろんこれも
せどり行為禁止の理由の1つではあります。

しかし、これはあくまで建前上の話です。

 

実際のところ、本当の理由は

「商品を補充するのが面倒くさい」

ただこれだけだと思います。

 

ブックオフで働いているメインのスタッフは
パートやアルバイトの人達です。

店長を含めて社員はせいぜい1人か2人で
それ以外はすべてアルバイトスタッフ。

社員も週に2日ほど休まないといけないため
アルバイトだけで店を回す時間帯も非常に多いです。

 

アルバイトって当然
「お金をもらうため」に働きに来てますよね。

そしてもっと本音を言えば
「できればラクして稼ぎたい」
と思うのが普通です。

※僕も含め、誰だってそう思うはずです

 

アルバイトは時給制ですので
忙しかろうが暇だろうが給料は同じ。

それなら、忙しさに追われて働くより
ゆっくり気楽に働けた方がありがたいですよね。

 

ブックオフの店員の仕事は

・買取
・販売(レジ)
・商品加工
・品出し

主にこれらがメインですが
もう1つ重要な仕事として
「商品補充」というものがあります。

 

これは読んで字のごとく
「商品が売れて空いてしまったスペースに商品を補充する」
ことです。

1冊でも多くの本を棚に並べれば売れる可能性も高まりますし
棚がスカスカのままだと見栄え的にも非常に悪いですよね。

だから「商品補充」はかなり重要な仕事です。

 

ブックオフって
いつ行っても本が棚にビッシリ埋まってますよね。

定期的に商品を補充しているため
スカスカになっている棚を見た経験はほとんどないくらいです。

おそらくルーティン業務として
普段から口酸っぱく言われているのでしょう。

 

もし補充がしっかりできていないと
店長が出勤してきた時に注意されたりもします。

だから定期的に店内を回って
棚の空いたスペースを見つけては本を補充していくわけですね。

 

ただ、先ほども言ったように
アルバイトスタッフの本音は
「できればラクして稼ぎたい」です。

そんな事を考えているスタッフがほとんどの中
「せどらー」が店にやって来て大量に本を買っていったらどうでしょうか。

 

あっという間に棚がスカスカになり
大量に商品補充をする必要が出てきます。

 

アルバイトが交代する時間帯ならなおさら
「ちゃんと補充してから帰れよ」的な目で見られ
非常に帰りづらい気分にもなります。
※責任感の強い「主婦」は特に。

 

これがアルバイトにとっては「迷惑」なんです。

 

店としては大量に購入してもらえば売上が立つため
本来は「ありがたい」はず。

しかしそう思うのは
あくまで店長やオーナーのみでしかありません。

 

アルバイトにとっては売上なんかどうでもよく
自分たちのペースが乱されることの方が大問題なんです。

かと言って
「商品補充が大変だから『せどらー』には迷惑してます!」
という自己都合を店長やオーナーには訴えられませんよね。

 

そこで正当な理由として
先ほどの

・棚の前を占拠されると他のお客さんが探せない
・本を乱雑に扱うため商品の状態が悪くなる
・一度に大量に買っていくため、レジに時間がかかる

これらの「正義カード」を引っさげて
店長やオーナーに直訴するんです。

 

 

たとえフランチャイズ店舗でも
オーナーが自ら店に立つことはまずありません。

現場で働いている人からもっともらしい理由で
「せどらー排除」を熱心に訴えられたら

「そうか、『せどらー』というのはそんなに迷惑なヤツラなのか
じゃあ、せどり行為禁止にしてもいいよ」

となり、店内の至る所に

・せどり行為禁止
・スキャン禁止

という紙が貼られていくわけです。

 

店長より権限がありそうな「お局」的存在のベテランパートがいる店舗なら
より「せどらー排除」の傾向が強くなりやすいです。

商品にバーコードリーダーをかざそうものなら
直接「スキャン行為はご遠慮ください」と声をかけてくることでしょう。

 

僕は社会に出てから15年以上
ブックオフのようなリサイクル店をいくつも運営する会社で働いていました。

学生時代にアルバイトとして働き始め
そこから

正社員⇒店長⇒マネージャー⇒本部長

と階段を昇っていったので
「雇われの身(社員含む)」の人が何を考えているのか分かりますし
同時に経営者が何を考えているのかも分かります。

経営者からすれば
「普通のお客さん」だろうが「せどらー」だろうが
売れてくれれば何の問題もありません。

むしろ、大量に買ってくれるなら嬉しい限りです。

でもアルバイトスタッフは売上なんかどうでもよく
自分たちのペースで働いてお金がもらえればそれでいいんです。

 

では結局
そんな店がほとんどの中で「せどり」をするならどうすればいいか。
答えはただ1つ。

 

「マナーだけは守って、あとは気にせず買いまくる」

 

これ以外にありません。

 

いくらアルバイトスタッフが迷惑と思ってても
結局の所、せどらーの売上が経営の一翼を担っていることを考えれば
結果的にそのアルバイトを救っていることにもなります。

 

アルバイトにとって最大の迷惑は
「職場がなくなる」こと。

 

今働いてるブックオフがなくなったら
また新たに仕事を探さなくてはいけません。

せっかく居心地の良い職場だったのに
また新たな職場で一から仕事を覚え
人間関係も一から構築する必要が出てきます。

そんな面倒くさいこと
誰もしたくないわけです。

 

おこがましいかもしれませんが
「それを救っている」と思えば
変に気を使う必要もないと思いますよ。

ぜひ参考にしていただき
積極的にブックオフせどりを行っていただきたいと思います。

 

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●追伸

今回の記事ではアルバイトスタッフのことを書きましたが
同じ「雇われの身」である限り、社員、店長だって
「できればラクして稼ぎたい」と思ってます。

結局はせどらーを歓迎するのは店に立つことのない「オーナー」だけで
現場の人間は「せどらー=悪」と思っている人の方が圧倒的に多いですね。

 

でも、ただ単に「マナーが悪い」だけで言えば
それは何もせどらーだけに限った話ではないはずです。

一般のお客さんだって

・本を雑に扱う
・立ち読みした本を別の場所に戻す
・値札を剥がして安いものに貼り替える

こういった迷惑行為をする人が多々いるわけですから
「せどらーだけがマナーが悪い」というのは、ちょっと違うと思います。

 

結局のところ、店員に
「せどらーが来ると商品補充が面倒くさいことになる」
という気持ちが前提としてあるのだと思います。

その「せどらーは迷惑」という気持ちがあることによって
稀にいるマナーの悪いせどらーが一際目立つことになり

「ほら!せどらーは全員マナーが悪い!」
みたいな勘違いをしてしまうわけです。

 

これは僕自身のアルバイト時代の経験や
店長、マネージャーとして100人以上のスタッフと関わってきたので
気持ちは手に取るように分かります。

 

アルバイトの人が「せどらー=悪」と思ってしまう気持ちだって
痛いほどよく分かるので、決して悪いことだとは思いません。

 

アレもコレもやらなきゃ、と仕事に追われる日もあるし
お昼になったら休憩も回さないといけないし
大量の買取が何件も集中することもある。

そんな時にせどらーが大量の本をレジに持ってきたらと考えると
僕も同じように顔が引きつり、ついつい素っ気ない態度を見せてしまうかもしれません。

ついつい店長に
「せどらーってホント迷惑なんです!」
と訴えてしまうと思います^^

 

ブックオフの店員って、ラクそうに見えてめちゃくちゃ大変なんですよ。
※そんなこと言ったらどの店だって大変ですが

 

せどりをする人はその辺りも分かってあげつつ
マナーだけは守ってれば何の問題もないと思いますよ。

 

それでは。